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2024年 苫小牧研究林実習

6/12:ニ年生初めての実習、千歳国有林で生態系管理学研究室のメニューを実施してきました。2004年の風倒後の施業間比較(自然回復vs植林)、異なる林相での生物相(植物・昆虫・哺乳類)の比較、です。





<植物班>

事前の予習に含まれなかった植物も多く出てきていましたが、図鑑を使って同定を頑張り、たくさん考察してくれました。今後、森林に対して興味を持って学ぶきっかけになっていたらうれしく思います。





<昆虫班>

2つの造林地において、虫網を用いてスイ―ピングという手法で昆虫類を採集し、科レベルの同定を行いました。

どちらもハエ目やハチ目などの飛翔能力の高い昆虫が多くみられましたが、その比や個体数には差が生じ、その理由について下層植生などの観点から考察を行いました。





<哺乳類班>

哺乳類の調査では、2つの造林地で動物の糞を数えました。糞を見ることで、それぞれ造林地をどのような動物が利用しているのかを予想することができます。今回はエゾシカ、ウサギ、キツネの糞を発見し、これらの動物がなぜ造林地を利用しているのかを生態や周辺環境からたくさん考察していきました!





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