森林総合実習Ⅰ 2019の様子
6月12日 今年の総合実習1(森林科学科2年対象)も良いお天気でした。
テーマは、1.風倒と再生、2.人工林の生物多様性。
まず、2004年台風で全倒壊した後、異なる施業をした試験地を視察しました。(千歳国有林にて)
倒壊前の森林の生物学的遺産=legacy(風倒木・前生樹・表土など)を残すことの重要性、
シカによる植生へのインパクトの大きさ、を目の当たりにしました。
その後、若いミズナラ植林地と、29年生アカエゾマツ植林地で、
多様な分類群(植物・鳥類・昆虫類・哺乳類)の調査をしました。
写真のように、実際にどのように調査を行っているのかを、体験しながら学びます
△昆虫調査中の様子
△植生調査中の様子
△哺乳類調査中の様子
出現種や個体数の違いが生じた理由を、立地環境・人為かく乱・生物間相互作用から考察をし、最後は各グループごと発表しました。
皆さん初めての実習、調査でしたがレベルの高い発表が多く素晴らしかったです!
お疲れさまでした☀