森林科学総合実習2016のようす
6月15日(水)、森林科学科2年生向けに開講している「森林科学総合実習Ⅰ」の一部を当研究室で担当しました。
当日は千歳国有林内にある2004年18号台風による風倒被害地に出向き、
風倒木を林内から撤去した後にミズナラを植林した林分 と 風倒木を残置したままの林分 を比較し、
施業による植生回復の違いを実感しました。
その後、8年生のミズナラ人工林 と 48年生のアカエゾマツ人工林 にて出現する動植物(植物、昆虫類、鳥類、哺乳類の糞や痕跡)を4つの班に分かれて調べ、どのように・なぜ異なるのかを議論しました。
写真は、8年生の人工林で哺乳類の糞調査(上)と、植物調査(中)、48年生の人工林で鳥類調査(下)を行っている様子です。