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択捉島のヒグマのサケ利用に関する研究が北海道新聞に取りあげられました

5月2日の北海道新聞で当研究室の修了生の松林順さんと卒業生の大坪心さんの研究が取り上げられました。

本研究では、北方領土・択捉島に生息するヒグマが、道東のヒグマよりもサケ類を食べていることを、安定同位体分析で明らかにしました。これまでに択捉島には体色が白いヒグマが生息することが分かっていましたが、この白いヒグマが昼間のサケの捕食に有利であると考えられ、サケの摂食量を増加させている可能性があります。

取りあげられた論文は以下のものです

Matsubayashi, J., Otsubo, K., Morimoto, J. O., Nakamura, F., Nose, T., & Tayasu, I. (2016). Feeding habits may explain the morphological uniqueness of brown bears on Etorofu Island, Southern Kuril Islands in East Asia. Biological Journal of the Linnean Society.

本論文のプレスリリースはこちら (日本語)

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